【福岡】ららぽーと福岡開業 1000人超の列に30分早く開店

 福岡市博多区の大型複合商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」が25日、オープンした。午前10時の開店前に1000人を超える行列ができたため、予定を30分早めて同9時30分に開業。オープンを待ちわびた人たちが検温を済ませて続々と施設に入り、買い物を楽しんだ。

ガンダム像前は撮影の人気スポットになった

「迫力」ガンダム像に大興奮

 開業前の記念式典では関係者がテープカット。出席した福岡市の高島宗一郎市長は「近隣や広域の人たちに愛される施設になって欲しい」と、新施設に期待を寄せた。

 九州初となる57店を含む222店が入る施設は終日、キャンペーンやセールで盛り上がった。小動物と触れ合う「Moffアニマルカフェ」では、子どもたちでにぎわった。博多の屋台をイメージしたレゴブロックの作品があるのは「レゴストア」。同市博多区の30代のカップルは「華やかな店が多く、お祭りみたい。楽しい」と笑顔で話した。

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」の実物大の像(約25メートル)も人気スポットで、スマートフォンで撮影する人たちであふれた。地元のガンダムファン湊卓樹さんは「これまでも足を運んだが、何度見てもガンダムの像は迫力がある」と、そびえ立つヒーローを見上げた。

キッザニア福岡 7月31日開業予定

 三井不動産、九州電力、西日本鉄道の3社による共同事業で、ららぽーとは九州初。地上5階・地下1階建てのモール棟には1450席を備えたフードコートがある。子ども向けの職業体験施設「キッザニア福岡」は7月31日に開業予定。

 駐車場は約3100台収容。施設内にバスターミナルがありJR博多駅と竹下駅、福岡空港国際線、西鉄大橋駅から直行バスが運行されている。最寄り駅のJR竹下駅からは徒歩9分。

(2022/4/26紙面掲載)

https://www.seibuhochi.com/entertainment/20220426rt.html

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